Naxosの新譜三枚

朝はボーっと過ごし、午後は渋谷へ。HMVを覗くとNaxosの新譜があったので三枚購入。その後サウナでマッサージを受けたが、疲れがたまっていて、気をつけるように言われる。夜は買ったCDを聴く。ボルコムのVln Sonata乃1~4。ジョー・ヴェヌーティと言うヴァイオリン弾きがステファン・グラッペリジャンゴ・ラインハルトと共にジャズの競演をやっており、1920年代のSP録音でバッハの2ヴァイオリン協奏曲をもとにしたジャズの即興が非常に面白い。そのヴェヌーティというジャズヴァイオリン奏者の思い出と言うソナタに期待したが、全くの駄作。スウェーデンの夭逝した作曲家リンデのヴァイオリン協奏曲とチェロ協奏曲。非常に繊細だが迫力に欠ける。もう一枚、ドイツに亡命した韓国人作曲家イサン・ユンの作品、私はユンの初期の作品のCDを持っているが面白くないのであまり期待していなかったが、これは非常に面白い。死ぬ5年くらい前の作品群は作風が変わり、韓国の雅楽風の様な趣は非常に幅広く、メロディはないが聴きやすい。私には到底真似の出来ない作風で少しショックを受ける。