ショスタコ、エウナウディ、NHKで漆原恵子さん

朝聴いたCD、ショスタコのSymNo.7、ゲルギエフ盤で3回目。「チチンプイプイ」は何度聴いても笑える。エイナウディ「Quattro Pasi」11回目。NHKBSでは十和田湖畔の林の中の原っぱで漆原恵子さんともうひとりのVlnDuo、どうやって音を録ったのか分らないけど、とてもいいロケーションで雰囲気はすばらしい。次に室内に入ってモーツァルトの有名な弦楽五重奏曲ト短調。これが全員イモなんだなぁ。フレーズの最後が拍頭になっていると必ず強く終わる。バカじゃないか、田子作リズム。拍頭はそこから始まるフレーズ以外は基本的には弱く奏かないとオシャレにならない。常に拍頭を強く奏くのは「1+1=2です」と大声で言っているようなもの。それから全員が長い音符を目標にビブラートをかけるから、フレーズがとぎれとぎれになる。あー、わかっちゃおらんな。もっとも漆原さんだけじゃなく、クラシック全体がそういう傾向にあるけどね。