青春18・4日目

じっとばかりしていたので、今日は青春18。地下鉄千代田線で我孫子へ行き、8:46発成田行き。この線は初めて乗る。たんぼの真ん中を少し小高くしたレールで走るので眺めは良い。成田の手前の駅は下総松崎と書いて、シモウサマンザキと読ませる。こんなの読めないよ。9:39発銚子行きに乗り換えると下総神崎と書いて、シモウサコウザキと読ませる駅もあった。10:58に銚子着。ホームの先端は無人だが、そのまま銚子電鉄の乗場になっている。11:18発外川行きに乗り、社内で一日乗車券を買う。1輌だけの単行で、車両は元銀座線のお古。外川まで15分くらいだが、駅の外には何にもない。そのまま折り返しに乗り、次の犬吠で降りて外を見ても何もない。手持ち無沙汰で売っていた「ぬれせんべい」でビールを飲んだが、大したことはない。この駅には10年位前に来ているが、その時は新築したばかりできれいで確かレストランもあったような覚えもあるが、今では外壁のタイルもはがれ無残な姿。もう20年近く前になるだろうか、こんな単純な単線で正面衝突事故があったのだが、10年前にここの駅員のおじさんにそのことを訊くと、嫌な顔どころか、よく訊いてくれたと言わんばかりに大ニコニコで詳細に事故原因を教えてもらったのを思い出す。することもないので、来た外川行きに乗ってみると、これが2両編成。しかし外川方は窓のシャッターが閉められ、ドアも開かず、何のために走っているのかわからない。外川で降りてよく見ると、なんと団体貸しきりで、結構多勢が乗っている。さて銚子へ折り返すとなると、後ろになった団体車両にも運転士がついた。この電車はすべて単行が基本なので、連結器はあるが、電車同士をコントロールするためのケーブル類つまりジャンパーがないので、進行も停止も2両ともに運転士がつく。こんなことは50年以上前の神戸電鉄で体験して以来だ。さて銚子についたが、団体さんは誰ひとり降りない。なんなんだろう。さて銚子から成東へ出て、東金線経由で外房線内房線京葉線という考えはあったが、JR自体、あまり好きじゃないし、何も食べてないので、そのまま千葉へ出て、在来線に乗り換え、亀戸で降りて、「亀戸餃子」でギョーザとビール。駅ビルで買った鉄道ジャーナルを見ると「房総の鉄道ぐるりひとまわり」という記事があり、銚子電鉄のことも詳しく書いてある。ああ、先に読んでおけばよかった。