原稿整理しつつ

原稿整理しつつ聴いたCD。「マタイ受難曲」2枚目。アラールのヴァイオリンDuo。サラサーテの先生としてしか認識されていないが、クラシックギタリストにとっては必ず通過する「アラールによる練習曲」。だがそのアラールが書いた原曲はヴァイオリン用だったことを知らない人の方が多い。さて曲はすばらしいの一語。私もヴァイオリンDUOは沢山書いているのでその視点で見るとなお一層驚かされる。和声法も卓越しているし、ヴァイオリンが3人も4人もいるように聞こえる時もある。現代のヴァイオリン奏きが如何に音楽性が退化しているか、嘆かわしい限り。