夜聴いたCD

前に買っていたレクィエム集に入っているデュルフレのレクィエム。オルガン演奏家でオルガンの曲が多いという認識だから、平均律のオルガンバックのコーラスなんて全く期待していなかったのに、実に純正律的にも美しい曲。オルガンも平均律の弱点たるドミソはなく、もっぱらピタゴラス的線的な4度和声が中心。メロディも旋法の多用で美しい。久しぶりの大発見かも知れない。