本とCD

午後渋谷へ出て久しぶりに書店の紀伊国屋へ行き、雑誌4冊買う。青春18と競馬雑誌、そして、新潮45と「紙の爆弾」。タワレコを覗き、NAXOSの新譜を2枚。カスカリーノのオケ作品集とマイールの劇的カンタータ「調和」とべートーベンの死に寄せるカンタータ
三平に寄り、雑誌を読みだすと「紙の爆弾」がムチャクチャ面白い。この雑誌はあの有名な鹿砦社の発行で「噂の真相」が休刊したとき、その後継雑誌として期待されていたが、あまりパッとしないので2年以上読んでおらず、もう廃刊になっているだろうと思っていたらどっこい手に取って驚いた。JASRACと争って著作権法違反で逮捕された練馬のピアノバー店長のインタビューがトップ記事。しかも中身が充実している。その他、ヘアヌードの仕掛け人、高須基仁のやたら元気のいい新左翼風コラムや、相撲八百長、パチンコは凋落する、日本ハムの偽装体質の暴露等々「噂の真相」より激しい。皆さんも是非買って読んでみて欲しい。
CDで、カスカリーノのオケ作品集、調性に拘ったアメリカの作曲家だが、團伊久磨のNGみたいで、力なくよくない。マイールの劇的カンタータ「調和」、丁度モーツァルトとベートーベンの間の人で、モーツァルトより大掛かりでベートーベンほど大胆でもないが、オケに入っているハープが大活躍するのは時代的に見て珍しい。べートーベンの死に寄せるカンタータは期待したほどじゃなかった。