幅さん、青木さんが来られる

午後、ストリング誌の青木編集長、そして、ストリング誌に珍しい楽譜コレクションの連載をされている幅至さんが事務所へ来られた。私のような忘れられた作曲家のコレクターにとってはいつもよだれたらたらの写真ばかりで、一度お会いしたいので紹介して欲しいとお願いしてあったのだけど、その幅さんが、私の本を読んで刺激を受けたので来たいとのこと。勿論願ってもないことで、嬉しい対面が出来た。
想像の通り、とても博覧強記の方で、いろいろと私の知らないことも御存知のようだ。私が以前パリのセーヌ河岸の楽譜古本屋で買った、Charles Quefと言う作曲家のVln Sonataの楽譜を見てもらい、この人のことはグローヴ音楽辞典にも載っていないというと幅さんも御存じなく、調べてくれるそうだ。今度、幅さんのところにお邪魔して、コレクションを直接見せていただくことになった。ああ、嬉しい。
青木さんに(彼はトランペット吹き)Cory BandのCDを聴いてもらって水準を訊いたら、イギリスじゃ当然とのこと。そうか......
昼間から酒を飲みつつ、私の昔の演奏のCDや作品のCDをかけまくった。ピアノ協奏曲から交響曲まで。幅さん、青木さん、お疲れさまでした。