FM

FMで大変珍しい曲を聴いた。1921年コクトーの詩と振り付けによって初演されたバレー<エッフェル塔の花嫁>。この曲はデュレーを除いたフランス五人組、オネゲル、ミヨー、プーランク、オーリック、タイユフェールの合作、というか小品の持ち寄りである。私はプーランクの分はCDで持っているが全曲聴くのは初めてだ。みんなオモチャ箱をひっくり返したようなにぎやかな曲ばかりで、オーケストレーションもよく似ている。なお、この曲に参加しなかったデュレーは六人組から離れている。