作曲家協議会大揺れ

私も所属している日本のクラシック系作曲家の団体、日本作曲家協議会(会長、三枝成彰氏)が大揺れに揺れている。文化庁からも改善命令が出ているし、もうすでにいろんな人が知るところになっているのでここに書いてもいいとは思うが、本当にみっともいいものではない。発端は協議会事務局の某有名女史に対する過去何年かに亘っての給料過払いが発覚し、累計が半端な額ではなく、それを全額返還要求するか、しないか、返還対象は女史本人だけなのか、理事監事にも及ぶのかで、臨時総会は罵声が飛び交っている。この件で退会者続出。解せないのは、一番責任があると思われても仕方のない池部前会長がさっさと退会してしまい、今度は三枝会長始め執行部の何人かが辞めるといっている。会員の意識調査のためのアンケートでは圧倒的に女史に対する全額返還要求の数が多いのに、それに従わないで辞めるというのはどうなんだろうなあ。