洗足で新作初演

今日は新作<邦楽器アンサンブルとソロヴァイオリンのための千夜一夜物語>の初演の日。洗足音大、冬の音楽祭のいっかんとして邦楽器と洋楽とのコラボを計るイベント。司会は西潟昭子さんとゲストの永六輔さん。冒頭は箏アンサンブルによるヴィヴァルディの「四季」。細部には問題あるが、砂崎さんの指導がうまくいっている。昔の箏アンサンブルからいうと格段の進歩だ。次が山本晋乃作曲の三味線合奏と洋楽とコラボの「花」。曲は悪くないけど三味線の調弦がなぜ三本調子というゆるいのにしたのかが疑問。フルートのホ短調に合わせたとしたら遠慮しすぎだよ。次が尺八合奏のポップス編曲。これは純正律的にいろんな可能性があるなと思った。そして最後は邦楽器のオーケストラと私のソロヴァイオリンのための「千夜一夜物語」。結果の評価は全くわからない。終わって溝ノ口のホルモン焼きの店で飲んだ雰囲気が面白かった。