聴いたCD

ショスタコの15番交響曲を買ってきたスコアを見ながら聴き、いろんなことを発見。病床にありながらよくもこんな曲を書く力があったんだとまず脱帽。1楽章はおもちゃばこをひっくり返したような曲だが、ショスタコ自身、子供の時のおもちゃ屋風景だと言っているらしい。その他、とてもビビッドな刺激にあふれているが、また、辛辣な皮肉も充満している。
全集盤でラフマニノフ交響曲2番。下らないメロディを派手なオーケストレーションで吠えまくるが、なぜ5楽章もあるのか理解不能な冗長な曲。カップリングのスケルツォとヴォカリーズはまあまあ。