小沢一郎、退席の真相

平野貞夫氏によると、テロ特措法の採決欠席の理由は、とてもお粗末ぶり限りの無いものだったようだ。あの日の国会の流れでは飛行機一つ遅らせることで充分対処でき、小沢自身も欠席する気はなかったそうだ。ところが民主党の国対関係者と役員会が全く連絡がとられておらず、国会の流れを知らない役員会が時間だと小沢を呼びだした。小沢自身採決があるからと本会議場に戻ろうとしたが、あの議案は記名投票だったのでいったん外へ出ている間に時間となり本会議場は鍵をかけられ、小沢は入れなくなってしまったという実にお粗末限りないことだったのだ。だから、代わりに謝った鳩山もバカだ。また、小沢は何でも人のせいにせず自分でかぶるという美学のもと、民主党にとって大した法案ではなかったとか、自分は忙しいとか、馬鹿なことを言って墓穴を掘ってしまったんだと。