有明まで付き添い

今日はうちの家内との前からの約束で、彼女の検査のため有明の癌研病院まで付き添いだ。相当大げさな検査らしく、帰りに倒れる人もいるので付き添いが必要とのこと。普通なら何でもないんだけど、私は発病4日目でゆっくりにしか歩けない。だから駅の階段なんて全く立場が逆に見えてしまう。
浜田山から渋谷へ出て山手線で大崎まで。そして臨海線で国際展示場前駅で降りて3分で癌研病院に到着。私は約3年前にここに新築される前に大塚にあった旧癌研病院の中まで良く知っている、築何十年たっているのか知らないがぼろぼろで、病室内はネズミやゴキブリが出ても不思議じゃないほどの末期的状態だった。また正面玄関の上には大きな蟹の絵が描かれていた。これは蟹道楽ではなく、キャンサーの象徴だったのだ。あんな状態から有明に移転することは知っていたが、今日着いてみてびっくり仰天した。SF的に超古代から超未来へワープしたほどの異次元世界だ。
細かい描写は省き、検査の結果は良好で私は渋谷から事務所へ向かった。事務用のマックがへたり、新しいi-macを買ったのが既に事務所にあって、その初期スタートのために森山さんが来てくれているのだ。事務所へ着くと、うちの相坂と結構たいへんそうな作業をしている。詳しいことは書かないが夜8時前に作業は一応終わり乾杯となった。お二人ともご苦労さん、ありがとう。