悪質なバッハ、もっと悪いヘンデル

今、贋作と盗作の歴史を調べているが、後世の人はバッハを神のように持ち上げるからバッハは盗作などしていないというけどそれは全くの嘘だ。出典の根拠も示さずヴィヴァルディの協奏曲を自分のオルガン曲のように発表しているし、アンナ・マグダレーナの音楽帳の中の有名なメヌエット2曲(ラヴァーズコンチェルトの原曲)もペツォルトと言う人の作品なのに出典先も書かず音楽帳に書き写したので長い間バッハ作と言われていた。「マタイ受難曲」の中の有名なメロディも当時はやっていた他人の曲だ。
ヘンデルの場合はもう盗作だらけで、オペラに他人の曲を使うのは有名な話だったと言う。器楽曲では友人だったテレマンからのパクリが圧倒的に多い。