民謡協会で録音

昼間「白いブランコ」を打ち込み、夜、真正さんの民謡録音のために大井町の民謡協会に出かける。財団法人だけあって風格がある。三味線3人、鳴りもの兼胡弓、尺八というアンサンブルで「江差追分」とか計7曲録音。みんなすこぶるのプロ軍団、うまいのなんの。おはやしのかけ声が実にタイミングよく歌をひきだす。この方は「越中おわら節」で胡弓を弾いたがこれが絶品。こんなに音程のいい胡弓にあったことがない。日本の胡弓は三味線を小型にしたよう感じで、弓は馬のしっぽに松脂を塗るのはヴァイオリンと同じ。膝に乗っけて演奏するんだけど、ヴァイオリン族と全く違うのは弓の演奏は全く一定で移弦の時、楽器を移動させることだ。
尺八の榎本さんに「年輪」を吹いてもらったけど、彼も初見に強く、どんな曲かすぐに分かる勘の良さにはびっくり。洋楽器の経験を訊くとサックスでジャズをやっていてCDも出しているとのこと。イヤハヤ。
終わって駅前の飲屋街散策。すごいところだ。