サナダクリニック

今日は血液検査の日だが、9時から原稿書き。<猫と音楽、ロッシーニ他>、三分の一書いたところで出かける。
渋谷へ出て五反田で池上線。隣に座ったおばさんが携帯相手に話しかけてうるさい。そのうち携帯しまっちゃったがしゃべり続け、だんだん声もでかくなり何を言ってるのか聞こえて来た。どうやら宇宙生命体か超能力者を叱りつけているみたい。日本人は一夫一婦制だから、それを乱すようなことはするなとか、他人の肉体に入り込んではいかんとか、エホバがどうたらとか、完全にイカレている。こんな宇宙的会話ができるんなら、携帯は不要だと思うんだがなあ。
サナダに着き、待ち時間に原稿書いていると看護婦から忙しいんですねと半ば笑われる。ドクターからは見透かされたように体調悪そうと言われ、しかもメッチャ忙しいのに金にならないんでしょうと、こちらが言いたいことを先回りされる。来月の25日、クリスマスの日に結果を見せるから来るようにと言われた。ヤレヤレ。
帰りに品川から乗った山手線で、一番奥の人が立ち上がって私を呼ぶ。優先席で私に席を譲ろうと言うことなんだけど、遠くから呼ばれるのは珍しいと思っていたら韓国人ツァーの一行だった。韓国では目上に席を譲るのは当然のことと聞いていたが、渋谷でエスコートまでされたのには驚いたなあ。
事務所で原稿書き上げる。