新京成

今年初めて、乗ることだけが目標の電車旅。15年前の鉄道ピクトリアル誌、新京成50年を抱えて松戸から新京成へ。いちばん縁の無い線だけど、過去3回は往復している。
先頭車の座席に座っていると、運転手の背後に張り付いている多少知恵おくれ風の青年が、私の持っている鉄道ピクトリアル誌に異常な興味を示し、何度も妙な近づき方を試みて来て煩わしくて気味悪い。どの電車でも先頭に張り付く人の中に同類の人が多い。決して悪いことなんかしないけど、自分の思うような行動しかしないので煩わしい。まぁ、私だって同類なんだけど。
戦前は陸軍の鉄道連隊の線路でカーブだらけだったらしいけど、今はただひたすら田舎電車風。
津田沼から京成津田沼へいく線が,単線になって大ショック。
私は過去3回は新京成を往復した記憶があったが、新津田沼京成津田沼の間が単線でしかもいかにも無理矢理造ったような不自然さにまみれているのは知らなかった。
過去の記憶は何だったんだ! ビールで酔って寝てしまってたのか、それともいつも新津田沼で降りてたんだろうか。
そして、新津田沼の堂々とした駅ビル群に比べ、京成津田沼のひどくみすぼらしい様にまたまたショック。神戸なら丁度、明石付近のJRと山陽電車みたいな格差だ。駅ビルとも言えない一角でビールを飲んだが、何とも言えない寂寥感を味わった。
京成特急で上野に出て湯島のデリーのインドカレー持ち帰り。
湯島の焼き鳥飲み屋全滅。仕方なく地下鉄入り口の喫茶店に入ったら、中瓶がおつまみ付きで500円。安い!
芸大時代の湯島は見る影も無い。