著作権関係の原稿

著作権に関する原稿を書いていて過去、私がJasrac評議員だった時にHPで書いていた「音楽著作権Jasrac問題」今読み返すともの凄いことが一杯。著作権に興味のある方是非一度。http://www.archi-music.com/tamaki/copyright.html

(ある質問)<jasracの信託は形式上で、権利者がその都度許可を出せるという事でしょうか?>そうはなっていません。但し、私が評議員だったとき、自作、自演に対して課金はしないようにと私は何度も提案し、実現しました。

Jasrac評議員会ではテレコの持ち込みは禁止です。だから質疑応答はすべて私のノートと記憶によるものですが、今になってみるとツイッター実況みたいな所があって結構迫力があったんだなぁと思っています。私のことをよく思わない評議員はたくさんいて、私を追放しようと言う動きもありました。

原稿は本になるんですけど、何せこの時期、Jasrac著作権を問題にしても誰が買ってくれるのかと不安です。皆さんの支援があれば励みになります。内容は殆どの人が知らないJasracの歴史、Jasracは誰が作ったのか、戦後のJasracにもあった西条八十会長の使途不明金問題、そして誰も知らない連合国による戦時加算問題、最近ではJasracと古賀財団の不明朗極まりない癒着関係。私とJasracの数々のトラブル。なぜCDは売れなくなったのか、ファイル交換とDL問題。Jasracカスラックとののしるボカロ若者の大問題。著作権のあり方は?等々。
Jasracは本来、作詞作曲家が主体の団体のはずで、職員はその下の実務執行機関のはずなのにどう見ても今は逆転している。そう言う意味でJasracがこれから生きる道は、本当に作家の味方になることにしかない。そうすればアマチュアからカスなどと言われなくなる。