ざまぁみろ。サガのおかげで風邪をやっつけたぞ。といっても、まだ咳は出るけれど、熱は下がった。会場の科学技術館サイエンスホールに11時過ぎに到着。カラオケやCDの音出しは神田嬢の担当。ステージ練習では意外といい音空間だった。今日の主役はアメリカ在住の大腸内視鏡の世界的権威新谷弘実先生。新谷先生は13-15時、私はその後16時までの演奏の予定。新谷先生は私より8歳年上だが背が高くとても若々しい。私より若くみえるかもしれない。もちろん実績もふまえてのことだから、自信たっぷりに話が進んでいく。ビデオやスライドでいろんな人の腸の状態を大映しにしながら、時にはここに便がたまっているとなどちょっと刺激的な内容だが、非常に説得力のあるお話だった。主眼はシンヤ食事法の普及のようで、いろいろと耳に痛い話が多かった。ちょい批判的にいうならば、そんな生活していて人生おもしろいの?ということはあるんだけど。さて私の出番になり、例によりバッハから始めた。いつもより時間が長く設定されたので、器械での実験や世界の現在の純正律的流れなど結構話すことができた。ただしいつもの反省だけど、話し出すとどうしても長くなってしまう。でもなんとか時間内に終わらせた。CDや本にサインをしますよ、と言った結果かどうか長い行列ができた。私はいつも買ってくれたお客さんの名前で作曲するものだから、時間がかかる。でもみんな喜んでくれるのがうれしい。3月12日のフレンズでの例会のこともアナウンスしたら、その場で予約してくれた方も何人かいた。終わってCI協会の花井さんが神保町の新潟飲み屋に連れて行ってくれた。いろんな酒肴と、最後にはへぎそばが出てきた。花井さんが以前から、私はブルースハーモニカをやっているとおっしゃっていたので、それは覚えていたが、まさか持参していてその場で演奏するとは思いもよらなかった。酔っ払って気が大きくなったのか、一緒に演奏しましょうというので、私もヴァイオリンを取り出し即興でブルースをやった。いやぁなかなかおもしろかった。