朝のCA-TV,ドヴォルザーク「自然の中で」。次が大嫌いなブラームスのヴァイオリン協奏曲なのでCDに切り替え。最近はすっかりユダヤ魂とバルチックエヴァンジェリストに成りきっているヴァイオリニストのギドン・クレーメル(私が若かったころの風貌にそっくり)の「クレーマーランド」という企画物。このランドは当然バルト三国のことで、周辺の作曲家を動員していろんなことをやっている。リストの「巡礼の旅」をヴァイオリン協奏曲風にしたり、モーツァルト変奏曲でサンバやジャズをやったりとか、作曲家や編曲家の意図はよく分かるんだけど空回りが多い中で燦然と輝くのが、いま私が一番好きな作曲家、ペレーツィスの「Meeting with a Friend」。純正律に非常に近い立場で、シンプルに徹しながら分かりやすく刺激的なのは嬉しい。
午後はリズム時計の中山さん来社。新からくり時計の今後の音楽展開について打ち合わせ。話は大いに盛り上る。信金の融資担当者、フィナーレの写譜の杉本さん来社。けっこう忙しい一日だった。