朝は10:30から5Fの展望室でミニコン。司会はFM高岡の女性アナウンサー中川さん。殆ど全員がお年寄り。返って対象がはっきりしているのでやりやすい。CDもそこそこ売れて、良かったと思う。私は高岡へ来るのに非常に期待していることがある。それは、富山県が鉄道に恵まれていることだ。その内の一路線、高山本線の猪谷から出ている神岡鉄道がもうすぐ廃線になるというので、ぜひ乗らなきゃ、というわけで13:45富山発に乗ろうと思っていたが、間に合わなかった。神岡鉄道の連絡を考えると16:00過ぎになってしまう。私がどうしても神岡鉄道に乗るのは、SF小説家を目指していたときに書いた唯一のSF以外の短編小説の舞台に成っているからだ。実際には宮城県の、今はなくなった栗原電鉄がモデルだけど、国鉄時代の神岡鉄道は一時廃止が決まっていたが、逆転して生き残ったことが話の中心になっている。16:00までの間、市内電車に乗る。大学前という終点で降りたが、公園の中に野球場があり、そういう造りは、松山のボッチャン球場にそっくりだ。そういえば高岡にも似たような風景があった。私は40年くらい前の大学時代に富山へ来て市電に乗っているが今は大半が廃止されている。でも富山は面白い。岩瀬浜まで行く富山港線をいまさら路面電車にしようというのだから。お隣の石川県なんて北鉄はむちゃくちゃ廃止するし市内電車も全滅。最近は能登半島からも鉄道が追放されてしまった。富山は地鉄が頑張っているので非常に心強い。さて、16:00を過ぎるともう夜に近く、猪谷までも神岡鉄道も風景は全く見えず、面白くなかったが、何せ乗ったんだからばんばんざいだ。また市電に乗って南富山駅までを往復。夜は富山のホテルで一泊。明日は宇奈月ヘ出て黒部のトロッコだ。