朝聴いたCD.Griffesのオケ小品集。繊細で美しい。矢代秋雄交響曲」6回目。2楽章の変拍子を除き、メシアンっぽい。
明日西麻布フレンズでの純正律の集まりの準備のために聴いたCD.フランドル楽派による2声、3声のオルガヌム。火曜日に野村満男さんのところへ行くので、モーツァルト調律を理解しようとしているのだが、55等分律はテュルク、モーツァルト始め、当時一番はやった等分律で全音が9コンマ、大半音が5コンマ(1コンマは1オクターブ1200セント割る55)で5全音、5*9+2半音2*5で55となり、また、増1度は9-5で4となるという非常に分りやすく覚えやすい方法だったということで、ヴァロッティ調律こそがモーツァルト調律だったという野村さんの説に立てば55等分律、そしてPC(ピタゴラスコンマ)にしろSC(シントニックコンマ)にしろ、それを6分割するヴァロッティ調律が一番いいということになるが、一方、東川さんの純正長三度重視の立場に立つと55等分ではだめで53等分ということになる。ああ、頭が痛い。
琴欧州が怒濤の寄りで勝った。大関昇進おめでとう。