NHK衛星、ストラヴィンスキーが「火の鳥」を指揮。

朝のCA-TV,シベリウス交響曲7番。やっぱり湿った濡れタオルの様な曲。その後クイケン兄弟によるバッハの「音楽のささげもの」。随分昔にやったときには面白いと思ったが、聴いてると全く面白くない。ベートーベンのピアノソナタと一緒で、やってる人間だけが面白いなんて曲はたくさんある。無伴奏ヴァイオリンソナタをはじめ、バッハの大半の曲もそうだね。その後NHKの衛星に切り替えると何と、ストラヴィンスキー本人が自分の「火の鳥」を振っている。なかなかいい指揮ぶりだ。そしてマルケヴィッチ指揮で「ストラヴィンスキーの「詩編交響曲」。TVで初めて分ったのがオケにヴァイオリンがいないと言う異常さ。ストラヴィンスキーは媚を売るヴァイオリンが大嫌いだったそうだが丸でノイエザッハリヒカイト向きだね。また、TVだから分るのは信仰の言葉。まず、日本人には理解不能なところがある。バーンスタイン曰く「噛み付くような信仰心」の曲なんだって。ユダヤ人のバーンスタインがそんなことをいうのもなんだか理解不能だなあ。