カナックホールで「鉉.弦、鉉」コンサート

何だか変な野球、中継が始まったときには出かけなきゃならない。今日は、東神奈川駅前のカナックホールで水野佐知香さんプロデュースの「鉉.弦、鉉」コンサートの日なのだ。2時少し前に着いたが、指定席なのに、既に満杯状態。さすが横浜の大スターなんだなと感心しつつコンサートが始まった。このコンサートの企画は弦楽器の魅力を知ってもらうため、いろんな組み合わせによる弦楽器の多様性を表現しようという意欲的な企画。最初はバッハのヴァイオリン無伴奏ソナタ、水野さんのお嬢さん、章乃さんの演奏だがこの曲は私自身のコンサートで必ず弾いている曲なので、客観的には聴けなかった。次に2Vln、私の編曲による、モーツァルト交響曲40番1楽章、想像通り拍手は多かった。そしてVln,VlaのDuo,私の作曲した「踊るSACHIKA」、リズム的には難しいんだけど、Vlaの古河原さん終始ニコニコとしながらアドリブで掛け声だしたりで、非常に面白かった。VcとVlnのコダーイのDuoと段々サウンドが豊かになっていき、1部の最後は、ベートーベンの弦楽四重奏曲ハ短調の1楽章。休みの間にラジオで野球情報を知り日本が勝っていることを知る。2部は弦楽六重奏によるチャイコフスキーの「フローレンスの思い出」。チャイコフスキーはとにかくゴリゴリと演奏者に無理難題を押し付ける。まあみんなよくやったと思うけど、サウンドバランスに少し問題があったかなあ。
打ち上げは東伯楽の店で、美味しいイタメシを頂いて歓談。水野さん、有り難うございました。