聴いたCD

石井宏「反音楽史」の読後ノートを整理しながらショスタコ交響曲6番。バルシャイ盤では初めて。同じくショスタコ弦楽四重奏曲No10.この曲は大変面白い。特に2楽章はまさに火が出そうなコンフォコ。前に聴いたときの評価が高かった7番の3楽章、8番の2.3楽章。やはり良い。他のCDを見ると、室内交響曲集があり、この、7番8番10番そして最もショスタコらしくない1番が弦楽合奏用に編曲されている。私が面白いと思った曲ばかりだ。私とショスタコは気が合うんだなあ、ハハハ。そして、がらりとふんい気を変え三木稔さんの「華やぎ」。これはどおってことはないが、深海さとみさんの「秋風幻想」がすばらしい。「残月」ではハモリの唄が聴けるし、全体に楽器の調律がいいので安心して聴いていられる。邦楽はどうも音程が気になるのでね。