聴いたCD

邦楽の神髄「大江戸LOVESONG」。これは素晴らしいCDだ。特に頭の方の市丸さんを始めとした芸者出身の端唄、小唄が凄い。三味線の音程はいいし、さわりの倍音がくっきり聞こえる。あと、いろんな流派の唄ものが面白い。新内、清元のあのエロ気はどうだ。
洋楽ではワインガルトナーに驚いた。私の子供時代、指揮者としてしか覚えていなかったのがいまや結構作曲家としてCD化されている。最初聴いた交響詩リア王」の鈍くさい重苦しさになんの期待もせず聴いた交響曲No1には感激した。凄いライト感覚で「田園風」の気分にさせてくれるし、生まれが1860年代なのに見事なメンデルスゾーン病を披露してくれる。