聴いたCD

ショスタコ全集の交響曲No1.2回目。あまり好きな曲ではないが19歳のまさに才気煥発そのもの。先生のグラズノフも大天才で17歳で交響曲No1を書いているけどあっという間に古くなってしまった。
買ってきたCDからアルバート交響曲No1.2。アルバートという作曲家は全く知らなかったけどWAVEのバーゲンで買ったのが1992年。あまりの静謐の美学は純正律に近いものがありとても印象に残ったがその年の年末に交通事故で亡くなってしまった。交響曲も素晴らしい曲だ。特にNo1の1楽章は突き刺すようなハーモニーが美しい。この1楽章だけ3回も聴いてしまった。
ストリング誌の原稿を書きながら聴いた曲。フランスのマイナーな曲集から、ボイエルデューのピアノ協奏曲。ベートーベンとほぼ同時代の人だが少しは先を行っていたようだ。マスネーのピアノ協奏曲、ソロヴァイオリンとの対話は面白いけど大した曲じゃない。ピエルネも大したことはない。結局フランスではサン・サーンスが一番か。後、パブロワの交響曲No5。1.2楽章はユニークな美しさがあるけど、5楽章は長すぎて段々とお里が知れて来る。33歳で山から滑落死したカルロヴィッツのヴァイオリン協奏曲。ソリストが下手で興味がそがれる。Stanislas et Anna Oswiecimowie op12。もろR・シュトラウス臭い。
ストリング誌の原稿書き上げる。今回はこの間の洗足のアンサンブルの報告だ。