聴いたCD

ニールセンの交響曲No4「不滅」。猛烈なティンパニで有名で、何かというと戦争の予感と恐怖が言われ、それはそういうこともあるかも知れないが、私にはどう考えてもいろんな作曲家の作風のパロディの連続としか聞こえない。昔よく聴いた時、スコアにこの部分は誰風と沢山書き込んである。ニールセンよりずっと後のショスタコ風の個所さえあり、後で知ったのだけど、ショスタコは実はニールセンから物凄い影響を受けているので本当は逆だったのだ。
シューマンのピアノトリオNo2。やはり地味臭くて、聴いていると何でもないのに、譜面を見るとびっくりするほど複雑なことを書いている。何だかモチヴェーションがよくわからないなあ。ピアノトリオNo3。3曲の中では一番明解。しかし地味だ。ピアノトリオのための幻想小曲集。これは非常に明解な分、逆に面白みに欠ける。
バッハのマタイ受難曲、2枚目、3枚目、全部聴いて5回目。