青春18の旅

早朝6:20発、臨時の「マックス・トキ」で8:27,新潟着。今日はここから青春18の旅が始まる。9:12発、新津経由の会津若松行きの磐越西線に乗り、11:53に会津若松着、12:01発郡山行き、13:14着、というダイヤ。新津までは複線電化しているけど、会津若松までの磐越西線は非電化の気動車だが、乗ったのはキハ110形で椅子の配置も良く非常に快適。窓外の景色は最初なんてことなかったが、一山越えると阿賀野川沿いになる。この阿賀野川がすばらしい豊富な水量で、丸で湖のよう。所々でボートやレガッタの練習姿が見える。日本の景色はどこも似ているが、これは格別。来てよかったと思えた。喜多方経由で会津若松着。ここからは電車になるので乗り換え。ここから郡山までは多少混むし、近郊風景で面白くない。13:14着で、今度は水郡線で水戸まで行くのだが13:49発なので少しブラブラしていたらうまそうな豚カツ屋があり、急に食べたくなり2年ぶりくらいに豚カツ、コロッケ、海老フライを買い水郡線気動車へ。車内で豚カツ食べながらのビールは最高だ。水郡線は風景的には大したことはないが、駅名にすごい難読駅が多く、驚く。「小塩江(おしおえ」「磐城塙(いわきはなわ)」はともかく、上小川、下小川にはさまれた「西金」をすぐ読める人はいないだろう。「サイガネ」と読むんだけど今の若い人たちは「西」をサイと読める人も少なくなっている。西方浄土もセイホウジョウドと読んで、おかしいとも思わないんだから。「サイガネ」で驚くのはまだ早い。ドギモを抜かれたのは「中舟生」。何と「ナカフニュウ」と読むのだ。ここまで来ると、「静(シズ)」にも「瓜連(ウリヅラ」にも驚かない。郡山16:55着。後は常磐線鈍行で上野行き。ひたすら列車に乗っているだけの一日だったが結構おもしろかった。