聴いたCD

パールマン演奏のヴュータン、ヴァイオリン協奏曲No4.5。私はNo4の1.2楽章はとても好きな曲だ。オペラチックなスケールのデカさ、オーケストレーションの華麗さ、2楽章の二つのメロディが絡み合うバックのハープの目覚ましさ。すべて、これに勝る曲はないと思うのに、意外と評価が低く、No5の方が歩がいい。しかし、私はこの曲は嫌いだ。一つには芸大入試の二次試験の課題曲だったというトラウマもあろうが、やはり、二つのテーマがイカにも安直で腹が立ってくる。