青春18で天竜浜名鉄道へ

今朝は6:30に目が覚めたので遠出することに。別にどこへ行かなきゃならないということはないが、この間から気になっている天竜名鉄道へ行くことにしよう。JR東海道線掛川が始発駅。まず渋谷へ出て湘南新宿ラインのホームへ行くと、いい電車が全くないので品川へ出て8:29発のアクティー小田原行きに乗る。最近のJRは細切れ運転が多くなり、遠出にはちょい厄介だが仕方が無い。途中の平塚で熱海行きに乗り換え、10:07到着。10:16熱海発島田行きに乗り換え、11:58到着。12:08発浜松行きに乗り換えて12:28掛川着。この間車窓に桜は殆どなかった。私は青春18では熱海と小田原はよく利用しており、大井川鉄道に乗るために金谷に三回くらい、ヤマハの人に会うために浜松往復はあるが、掛川は初めて。といっても下りてみる気にもならず、天浜線の一日フリー切符を買う。途中に面白そうなところがあったらいつでも降りれるように、そして終点の新所原から戻って西鹿島から遠州鉄道で浜松へ出る手もある。
12:50発の小さな一両だけの気動車。終点まで直行せず、途中の天竜二俣で乗り換えとなる。車内の案内テープが「この電車は」というのが無性に腹が立つ。電化もしていない鉄道会社がなんということをほざくか! 気動車でも列車でも言いにくいのならせめて「この車両は」にしろってんだ。最近のTVのバカたれ旅番組のような間違いをしてほしくない。と腹を立てていると車窓風景が平坦で面白くない。しかし日曜のせいかお客さんは多い。特に天竜二俣からは「歩こう会」の老人たちが乗ってきてにぎやかなこと。西鹿島で遠鉄の本物の電車に会いホッとする。西気賀からは浜名湖の裏側(変な言い方だな)沿いを走る。特に三ヶ日の辺りは湖畔だ。東海道線浜名湖を太平洋側に例えるとこっちは日本海側だね。新駅らしい大森を過ぎると終点の新所原だ。どうしようかなと思って小汚い売店でビールを買おうとしたら何とその店はうなぎを売っている。しかも注文したら10分ほど待たされて作り立ての弁当を出してくれる。嬉しくなって注文し、狭い天浜線で食べる気にはならないので、連絡の良い東海道線の16:17発浜松行きに乗る。早速うなぎを食したらそのうまいことはクリビツテンギョウものだ。しかも1280円は安い。とても得した気分になり浜松で乗り換えて静岡から新幹線で帰る。これじゃ青春18になりまへんが。