朝聴いたCD.「アルフォンソ10世・聖母マリアの讃歌」。カルミナブラーナと同じ時代の曲集。転調は無く、旋法は多様。午後は実に30数年ぶりに横浜桜木町の県立音楽堂へ。横浜市大オーケストラを指導しているオーボエ奏者の桃原さんの招待で彼のソロによるR・シュトラウスオーボエ協奏曲を聴きに。といってもそのためだけに横浜へいくわけはない。そのあとのメイン曲、カリンニコフの交響曲一番が私は大好きで生で聴いたことは無かったからである。R・シュトラウスオーボエ協奏曲、西洋へびつかいみたいにうにょうにょするメロディも桃原さんは実に見事に吹いていたが、いかんせん、絃の音程が悪く美しく響かないのが残念。カリンニコフは全体とすればまあまあの線まで行ってるのに、一人、ホルンがメチャクチャかきまわし、ずたずたにしている。この辺がアマチュアらしいといえばそうかも知れないが、他の木管金管がまあまあなだけに残念でならない。クラとフルートはいい音してたねえ。終って久しぶりに中華街へ。