CA-TV面白くないので、CDでStillのSym No1、Naxos盤で2回目。Latoviaの作曲家PelecisのConcertino Bianco、41回目。この曲を最初に聴いたときは驚天動地の大衝撃。今でもその気分が甦る。ピアノはひたすら白鍵だけ。まさに純正律志向。矢代秋雄の「交響的作品」11回目。1950年、矢代さん21の芸大時代の作曲。構成もオーケストレーションも素晴らしい。いつどうやって勉強したんだろう。1958年作の「交響曲」6回目。2楽章の有名な変拍子「テンヤテンヤテンテンヤテンヤ」は獅子文六の「自由学校」に出てきたお神楽の太鼓の描写の文章からという。3楽章は渡仏の先生メシアンにそっくりなのは仕方ないか。そして、エストニアアルヴォ・ペルトの「テ・デウム」。まさにワンコード純正律バルト三国ア・カペラ大国だもんね。以上聴きつつ梶尾真治ドグマ・マ=グロ」読了。映画にもなった「黄泉がえり」で一躍メジャーになった、カジシンだが、これはまた奇想天外ハチャメチャスプラッターホラー、もちろん夢野久作の「ドグラ・マグラ」が根底にはあるんだけど、決してそのパロディーではない。私自身40前後の頃半年も入院したことがあって、その時書いた短編「ドクロ枕」の方がまじにパロディーだったなあ。午後、中央図書館に行き、作曲を始めようと思ったが、図書館はダメ。おもしろい本がありすぎ。古代ギリシャ、アリストクセノスの「ハルモニア原論」の研究書なんかあると、仕事そっちのけになるので昭和災害史を読むとこれがまた面白すぎ。私が大学時代の三河島事故鶴見事故の1年の間にも全国で頻繁に鉄道衝突事故が起こっている。昔の鉄道は危険だったんだなあ。そんなのを読みつつスケッチ少しづつ書き留める。