今日は、つくばエクスプレスの開業日。こんな名前好きじゃない。つくば急行の方がいい。なるべく早く乗ろうと思っていたが、昨日飲み過ぎて、秋葉原に着いたのが10時。しかしJRの対応はひどい。信濃町駅では私鉄に乗り換えの図にも入っていない。もちろん連絡切符はかえない。秋葉原のホーム真ん中辺にも、つくばの案内がない。普通なら「祝」ののぼり位あって当然だろうに。全く頑固に「シカト」状態。ホームの先端の方に行って、はじめて小さな案内があった。改札を出るとコンコースも新しく広くなってはいるが、そこの柱のアクリル板での都内鉄道案内図にも「つくば」は全く書かれていない。いくら常磐線に影響するといっても、ここまで無視するのは異常だ。ま、とにかく地下のTX(筑波エクスプレスの略)に向かうと、階段に行列ができている。なんだ?と訊くと、記念パスネットだというが私は関心がないので、前進していくと、もっと大きな行列の渦に入ってしまったが、これがなんと切符券売機の行列だった。その時が10時、そこから切符を買うまで、20分もかかってしまった。6両編成の車両はあきらかに広い。JRよりも何センチか広げただけで、随分感じが違う。南千住までは地下で、北千住は相当高い場所にある。降りてないからわからないが、東武線かJRの上に作ったんだろう。そこから荒川鉄橋を渡るが、常磐線と並んでいる。いつ工事をやったのか、全く気がつかなかった。テッチャンの名折れだ。電車は快速だったので、とにかく早い。音も静かで、ほとんど揺れない。それはいいんだけど、とにかく地下が多く、地上へ出ても回りの風景がよくない。昔の鉄道は町と町をつないでいたが、最近の三セク鉄道は、まっすぐ走るように建設されているから、変な所に駅を作り、そこから街造りをしろ、と踏んぞりかえっているところがある。TXも全くその思想で、車窓風景は甚だしくつまらない。またホームには転落防止用の壁と自動扉があるため、非常に見通しが悪い。守谷での関東鉄道をみようとしても壁に阻まれ、よく見えない。そのまま終点まで行ったが、正直、おもしろくもなんともなかった。最近はテッチャンブームのせいか、私より年上のテツジイが増えているが、自分のことは棚に上げて、一番前に張り付いている姿はなんだか見苦しいねえ。終点は用もない人たちで大混乱。ショッピングモールの中でセルフサービスの讃岐うどんを食べて、戻ろうとすると、また切符を買う為の大行列。帰りは守谷でホームに出て、関鉄をみようとしたが、一旦出札しなければダメなので、何も雰囲気が伝わってこなかった。で、守谷発の各停に乗って浅草へ。演芸の東洋館の招待券をもらっているので降りたのだが、駅は丁度浅草ビューホテルの真下で、浅草六区へいくには非常に便利だが、地下鉄の連絡はない。東洋館に入り、落語等をきいたが、江戸の曲独楽がおもしろかった。夕方事務所に帰り、7時にリズム時計の中山さんとフレンズで落ち合う。彼はリズム時計内では唯ひとり音楽に詳しく、アマチュアオケでトランペットを吹いている。もちろん、リズム時計純正律ミネラルサウンドシリーズと深く関係しており、今日は9月発売になる新商品の話や、中山さん自身の純正律体験をきき、これも会報に載せる予定。中山さんは音楽の話になると目が輝き、突然饒舌になる。そして今日は自慢のトランペット持参。お客のいないフレンズで、トランペットの音色を聴いた。渋い、いい音だった。