きょうはサナダでドクター六花の日。10:30に着いたが、1:00近くまでかかった。クリニックはリハビリが2階に移って広くなったが昨日が祝日だったため、異常に混んでいた。血液を採られ、結果は一月後。蒲田へ出て本屋によると、鉄道図書で「トワイライトゾーン特冊号」が出ている。コアなテッチャンじゃないと分からないだろうけどトワイライトゾーンとは、廃線跡や廃車の探検、それも並の廃線跡ではなく、殆どが臨港鉄道とか貨物線、会社専用線や米軍専用線等の非常にレアなものである。2800円もするので随分迷ったが、後で悔しがるのものもいやなので思い切って買ってしまった。中でも驚いたのが東武東上線上板橋から分岐していた啓示線。私が中学のころ神戸で買った鉄道地図で東京に憧れていたころにはっきりと啓示という駅が書かれていたが、その後廃止されたらしくその後の地図からも消されていて杳として正体は分からなかったがこの本に出ている。といっても写真等の資料はなく推測記事が多かったが、それによると、今の光ケ丘の前の米軍人専用のグラントハイツへの支線だった。この支線を作るのを命令したのがケイシーという軍人で、その名にちなんで啓示と名付けたんだという。こんなのを読みながら食事をし、これからやらなければいけないことに思いを馳せると、ストリング誌の原稿の材料として旋法の話とノイエザッハリヒカイト新即物主義)を調べるために神保町の音楽専門中古の古賀書店へ行くことにした。さて、蒲田からどう行ったらいいかわからない。というより行き方が多すぎて迷うのだ。結局品川で京急から都営に乗り、三田でまた乗り換え。ここで乗り換えるのは何年ぶりだろう。東急目黒線とつながって、駅の雰囲気は随分と活気が出ている。さて、エスカレーターのない神保町でハーハー言いながら着いてみるとなんと、古賀書店は臨時休業、そばの幟を見るとなんと昨日まで古書祭りをやっていたのだ。二重のショックでしばし呆然。仕方なく渋谷(半蔵門線で一直線)のヤマハへ行ったがまるで目ぼしいものはなく、すごすごと帰る。元気付けのためブラッヒャーのConcertante Music を2回聴く。27回目。少し有名になりつつあるヴァイオリニスト、コリヤ・ブラッヒャーのお父さん。いい曲だ。もっと演奏せんかい。