今日聴いたCD.Glazunov カーニヴァル序曲 3回目。Idylle 9回目。Reverie oriental 3回目。Serenade No1 18回目。 Wedding March 5回目。Serenade No2 14回目.Grieg 悲しいメロディ 9回目。Siberius 組曲<恋人> 6回目。悲しいワルツ 7回目。Nielsen 小組曲 9回目。Wiren セレナード12回目。
27日に平形さんが印税持参と書いたらいつも日記を読んでくれている人からメールが来た。しかしかなりディープに思い違いをしている。個人的なメールで済まそうかと思ったけど恐らく彼女と同じような思い違いをしている人は多々あるのかとも思い、ここで返答しておく。その人のメールの要旨は以下の通り。****<音楽ビジネスの本読んだら、印税が入るまでの仕組みは色々問題ありのよう。まずジャスラック会員でないとダメ。完璧にシロートとは立場から違うんだ>****少々思い込みの激しい人ではあるんだけど、どうしてJASRACなんだ? 印税というのは原則、使用者と作家の個人交渉で決まることであり、それ自体にJASRACが介入する余地は一切無い。私の会社でインディーズのCDを制作しているが、ミーントーンハープと私のヴァイオリン演奏のCD<春への憧れ>の中で、JASRACの会員ではないハーピストの編曲した<庭の千種>を使用しており、楽譜も市販されているので私はその人に連絡を取り、ちゃんと印税契約をした。その人は作曲、編曲ではシロートだけど、権利は尊重しなければいけない。で、印税の額を決めるときにJASRACとレコード協会が取り決めた計算方法を適用したけど、だからJASRACと関係するといったことは一切無い。その人はJASRACのノンメンバーなので、JASRACに報告したところでJASRACが動くことはありえない。私はJASRACの正会員なので、私がどこかと印税契約したらJASRACには報告しないと信託約款違反になるが、それは私がJASRACの正会員だからで、報告した結果JASRACが動くのは、私が補足できない二次使用等に関することである。その、派生的な二次、三次使用はJASRACからの入金になるが、使用者と交わした印税支払いは使用者から直接頂く。私は音楽之友社から6冊、Duo Vlnの編曲楽譜を出版しているがこの印税の料率、支払いに関してはJASRACは全く関係ない。JASRACの仕事は、その楽譜を誰がどのように使用したかを調べその使用者から著作権使用料を取り立てることである。で、なぜ、みんながJASRACの力を誤解するかというと、その方がJASRACにとって凄く有利だからである。中身カラッポの張り子のトラをホンモノのトラと誤解する人達がJASRACをホンモノのトラに育ててしまうのだ。JASRACが一番それを喜んでいるのは言うまでもない。
実は平形さんが持参してくれた印税は¥930である。振り込むと手数料倒れになるので、会社も近いことから持参してきてくれたのだ。